恩田地区人権教育推進員会では毎年子どもたちを対象の人権学習をしています。
今年は友人の宇部フロンティア大学心理学部准教授の三島瑞穂先生を講師にお招きして、「仲良しワークショップ」をやってみました。
人権の基本は、相手も自分のように大事にすることです。
ポイントは2つ。
自分はとても大事な存在だと知ることと、相手も同じように大事な存在だと知ることです。
簡単に言えば、子どもにとっては「仲良くなる」ことが、人権学習の狙いだと思っています。
昨日2/19の「仲良しワークショップ」では、コラージュを作ることで、「自分を表現し、相手を知る」という課題に取り組みました。
たくさんの写真の中から、自分の好きな写真を集め、クレヨンで自分を表す〇を描いた画用紙に貼っていきます。
自分のコラージュができたら、お隣の人に見てもらって、次は、お隣の人が喜ぶコラージュを作って行きます。
この作業を通して、子どもたちは、自分の好きなもの、相手が好きなものを的確にとらえ、相手への素敵なコラージュのプレゼントを作ることができました。
「私は〇〇が好き」という説明をまったくせずとも、子どもたちには相手の好きなものを理解する豊かな能力があることがわかります。
「はい、プレゼント!」と渡されたものを見て「ありがとう!私の好きなものいっぱいですごく嬉しい!」と大喜び!
自分のために作るという集中と、相手への贈り物を作る集中。
2時間もの間、どちらも丁寧に取り組む姿に感動しました。
子どもの笑顔があふれる幸せなひと時をお世話してくださった瑞穂さん、ほんとにありがとう!